なんと！日本を代表するワイン醸造家 安蔵光弘様から応援コメントいただきました！

【応援メッセージ】

窪内さんは、千曲川ワインアカデミー5期生として、醸造や栽培だけでなく、ワインに関する多くのことを学ばれました。私は、千曲川ワインアカデミーで「ワイン造りの考え方」というタイトルで、醸造、栽培の観点から、いくつかの日本でのワイン造りに関して考える材料を示すことができたと思います。この授業でお話ししたことは、一つの考え方を示したにすぎません。大事なことは、風土を目の前にして、自分でじっくりと考えることです。

高知県は、多くの食材に恵まれた地域です。高知の風土に合ったブドウ品種を選び、テロワールの個性を表現した、品質の高い高知ワインを実現することで、素晴らしい食文化との相乗効果が望めると思います。

千曲川ワインアカデミーでの同級生、先輩たち、後輩たち、さらには講師としてかかわった人たちは、日本ワインを造っていく上で大切な仲間です。私も含めて、これからもおなじ日本ワインの生産者として、醸造や栽培の知識や、ブドウ畑やワイナリーの現場での知見を共有し、改善すべきことは遠慮なく指摘することで、日本ワイン全体のレベルを上げていくように頑張りましょう！

【安蔵光弘プロフィール】

1968年茨城県水戸市生まれ。東京大学農学部、大学院応用生命工学専攻で応用微生物学を学び、大手ワインメーカーに入社。2015年より千曲川ワインアカデミーにて「ワイン造りの考え方」の講義を担当。葡萄酒技術研究会理事、東京大学農学部非常勤講師。著書に、「ボルドーでワインを造ってわかったこと～日本ワインの戦略のために」、「5本のワインの物語～Five wines’ story」（いずれもイカロス出版社）