【DENSYAでんしゃDENSYA】鉄道の日　私たちの目指すところ

10/14、鉄道の日。

 

平成6年に制定されたもので、今年で32回目とのこと。

明治5年の同日に新橋と横浜を結ぶ日本で初めての鉄道が開業した日からきています。

今年で153年。

 

あまり知られていないですが6/12には品川横浜間が暫定開業しているそうです。

その後、明治7年には大阪神戸間が開業し、3年後には京都まで延伸。明治22年には新橋神戸間が繋がり東海道線となります。

 

鉄道の発展と共にこの国は成長してきました。

その時代のニーズに合わせて、多方面に展開をし、個性を放ちながら輝いてきました。

今もそれを支える技術革新は世界をリードしています。

しかしながら、人口減少に高齢化、パーソナルモビリティの飛躍により、国内の鉄道網は徐々に衰退をしている現状です。

 

令和の世は効率化と環境性能を求められ、大都市圏のワンマン化、車両のVVVF化または次世代燃料化など大きく変わろうとしています。

同時に個性というものも徐々に姿を消していくのでは？と思います。

 

運転士と車掌がいる、抵抗制御の車両が熱を帯びている、駅員がいる…

これらの景色は今しか見れないものになるはずです。

 

「今」というのは疎かにされがちです。

この趣味をやっていると必ず聞こえる“あの頃は良かった”

振り返ればあの頃になるのが、未来から見た今です。

 

私たちの目指すところは、今しかできない体験があることを知って頂き、今の“鉄道を撮る、鉄道に乗る”を楽しむ。ことです。

 

趣味嗜好は様々で、私たちも企画メンバーのソレに偏りがちですが、ご支援を基に多くの事業者様にお伺いをしその魅力を発信し、この趣味を、鉄道の魅力を次の世代へと繋いでいける活動をしていきたいと思っています。

 

まだまだ未熟ではありますが、お力添えを頂ければ幸いです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

貸切乗車団　代表

安田大輔

右から、私を育てた電車(2000形)　あの頃の電車(1000形)　これからの電車(新1000形)

いずれも京浜急行電鉄の車両。