私がいのちの主人公|突然の病気に備える動画教材制作にご支援を
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寄付総額

14,715,000

目標金額 4,000,000円

寄付者
525人
募集終了日
2025年3月31日

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2025年03月12日 15:48

COMLの活動紹介|第3弾は【模擬患者】を紹介します!

 

皆様この度はこのプロジェクトに多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございます。

活動紹介の第3弾は、「模擬患者」です。

医療コミュニケーション教育のお手伝いをする"模擬患者"

COMLでは1992年から模擬患者活動に取り組んでいます。

模擬患者は「SP(エスピー)」とも呼ばれ、学習用模擬患者(Simulated Patient)と試験用模擬患者とも呼ばれる標準模擬患者(Standardized Patient)の2種類ありますが、どちらも"模擬の患者になりきって医療者教育のお手伝いをする活動です。

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学習用模擬患者(Simulated  Patient

 学習用模擬患者は、医学生や看護学生など医療系学生がコミュニケーションを学ぶ授業や、病院職員の研修会などで活動する模擬患者です。症状を持った患者になりきりって演じることはもちろん、生活背景や性格、生い立ちなどを設定(内部では"シナリオ”と呼んでいますがセリフが書かれているわけではありません)に盛り込んで、模擬医療面接をおこなっています。そして模擬医療面接のあとは、面接中に患者として気づいたことや感じたことを率直にお伝え(フィードバック)しています。

 

授業や研修会に伺う際には基本的に、1992年から一緒に活動してきた藤崎和彦氏(現岐阜大学医学部教授)がファシリテーターを務めます。藤崎氏は医療コミュニケーション教育の第一人者で、楽しくわかりやすい講義をしてくださるので私たちはとても信頼しています。

 

標準模擬患者(Standardized Patient

標準模擬患者は、「OSCE(オスキー)」と呼ばれる、客観的臨床能力試験の医療面接で患者役をする活動です。試験という特性上、模擬患者の設定には答えるべき内容が決められていて、どの模擬患者が演じても同じ返答になるように練習をして臨みます。学習用模擬患者とは異なり基本的にフィードバックはしません。

 

2023年度から医学部では、診療参加型臨床実習前のOSCEは公的化され、そこで活動する模擬患者は試験などを経て認定された「認定標準模擬患者」であることが求められています。

 

レベルアップを目指して

どちらの模擬患者活動も簡単ではありません。学習用模擬患者は自然な演技をすることやフィードバックの言葉選びが重要です。一方、標準模擬患者は、設定をきちんと覚えることだけでなく、想定外の質問をされてもとっさに適切な返答ができるような事前準備も必要です。

 

しかしいくら事前の準備や練習を重ねて臨んでも、終わったあとに、

 「私の演技はあれで良かっただろうか」

 「学生から想定外の質問をされたが、どのように答えるべきだったか」

 「気づいたことをフィードバックで伝えたけれど、ほかの言い方のほうが良かったかもしれない」

などと悩みは尽きません。

そこで皆で話し合い疑問を解消したり、感想を共有したりして、模擬患者間のコミュニケーションも大切にしています。

 

関東・関西メンバー合同で開催した定例会の様子

 

COMLで模擬患者として一緒に活動してくださっているメンバーは、活動の趣旨に賛同してくれているボランティア(実働する際には有償ボランティア)です。本人家族の経験をきっかけに活動している人も、医療関係の仕事をしている人もいて、年代も、リタイアした世代から学生まで幅広くいます。

簡単ではない活動にも関わらず、やりがいを見出して取り組んでくださる、信頼できる模擬患者メンバーに恵まれ、COML30年以上模擬患者活動を続けてくることができました。

もともと活動していた関西地域に加えて関東にも仲間が増え、全国各地に伺っています。

これまでの活動回数は通算1,800回を超えました。

 

学習用模擬患者・標準模擬患者ともにさまざまな大学や団体からのご依頼をお引き受けしています。

また、模擬患者として一緒に活動してくださるメンバーも随時募集しています。練習会にご参加いただく必要があるため、東京近郊または大阪を中心とした関西エリア在住の方に限定されますが、ぜひ医療者のコミュニケーショントレーニングにお力を貸してください。

COMLの模擬患者活動にご関心をお持ちの方はぜひ事務局までご連絡ください!

 

今後もよりよい医療の一助となるべく、丁寧に活動していきたいと思っています。

引き続き、ご支援のほどお願い申し上げます。

ギフト

5,000+システム利用料


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5,000円コース

・お礼のメール
・会報誌・ホームページへのお名前掲載
・寄附金受領証明書 ※

※寄附金受領証明書について
寄附金受領証明書の日付は、READYFORからCOMLに入金のある2025年5月の日付となります。また、寄附金領収証明書のご送付は2025年7月頃を予定しております。そのため、2025年分として確定申告してください。

申込数
133
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年9月

10,000+システム利用料


alt

10,000円コース

・お礼のメール
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・寄附金受領証明書 ※

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申込数
271
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年9月

5,000+システム利用料


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5,000円コース

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※寄附金受領証明書について
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2025年9月

10,000+システム利用料


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2025年9月
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