
支援総額
目標金額 4,000,000円
- 支援者
- 290人
- 募集終了日
- 2022年10月26日
ニューズレター4月号&神奈川近代文学館特別展:生誕120年 没後60年 小津安二郎展
お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。
昨日10日に、ニューズレター4月号を発行いたしました。
https://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/pdf/newsletter_no301.pdf
当館HPより、上記PDFファイルでご覧いただけます。
4月号では、
・当館デジタルアーカイブを活用した歌舞伎座新開場10周年記念グッズ新発売!
・神奈川近代文学館特別展「生誕120年 没後60年 小津安二郎展」に当館資料を展示提供しています
・第96回所蔵資料ミニ展示「映画俳優 三國連太郎 生誕100年、没後10年」
・所蔵資料紹介 -[4]第五期歌舞伎座資料-
・『歌舞伎 特選 DVDコレクション』追加刊行&当館コラム継続決定!
・新着資料案内
・新規登録資料案内
・資料提供
・公益財団法人松竹大谷図書館へのご支援のお願い
・松竹大谷図書館 ご来館予約のお願い
・利用案内
以上を掲載しております。
さて、ニューズレターでもお知らせしておりますが、当館は、神奈川近代文学館特別展「生誕120年 没後60年 小津安二郎展」に資料を展示提供しています。
現在、神奈川近代文学館で開催中の特別展「生誕120年 没後60年 小津安二郎展」は、日本を代表する映画監督のひとり・小津安二郎(1903~1963)の生涯とともに小津映画の変遷を辿り、茅ヶ崎市や鎌倉市など、小津監督にゆかりの深い神奈川県に残した小津の足跡にも焦点を当てた展覧会です。当館からは、小津安二郎作品『お茶漬の味』、『秋日和』のスクラップブックを出展しています。
この度、内覧会に参加いたしましたので、展覧会の見どころをご紹介いたします。
小津の生誕120年、没後60年という記念すべき展覧会ということもあり、大規模な展覧会となっており、全国の資料館や研究者の方から集めた展示資料の数は約500点と圧巻です。
展示室は大きく3つの展示室から成り、はじめに幼少期から青年期の写真や手紙、小津少年が描いた地図など、小津が映画の世界へ入るまでの資料が並びます。次の松竹キネマ蒲田撮影所入所初期の資料や監督用台本が並ぶコーナーでは、監督デビュー作の『懺悔の刃』以降それぞれの作品を掲載した封切館の映画館ニュースが並び、これだけの資料が揃っている事と資料の状態の良さに驚かされます。また、戦中・戦後の代表作の創作過程がわかる絵コンテや監督用台本なども展示されています。作品ごとに資料がまとめられており、当館所蔵スクラップブックは『お茶漬の味』と『秋日和』のコーナーにそれぞれ展示されていますので、どうぞ注目してご覧ください。
なお、小津の日記やグルメ手帳などファンにはよく知られた遺品の原物も展示されていますが、とてもコンパクトな手帳に細かい字で書かれているので、ぜひオペラグラスを持っていき、空いている時間にじっくりと観覧される事をお勧めします。
さてこの展覧会では、小津の世界観を体感できるような様々な趣向が凝らされています。エントランスホールには飲み屋街のパネルの前に「燕来軒」と「とんかつ」と書かれた行燈看板が設置され、一気に小津映画の世界に入り込んだような雰囲気になります。セットの手前にはローテーブルの上にカメラやスマートフォンを設置するためのアクリルの台が置かれ、小津監督のローアングルが体験出来ます。
大型ディスプレイでは『彼岸花』『お早よう』『秋日和』『秋刀魚の味』の予告編も観ることができ、ここで映像を観てから展示を周ると、予告編に出てきた湯飲みにも目がいくなど、細やかな仕掛けが施され、小津の世界を存分に楽しめるようなつくりとなっています。
海外でも評価が高い小津作品ですが、展示会場に入ると、まず映画監督が選ぶ史上最高の映画として、2012年に『東京物語』が第1位に輝いた時の英国映画協会発行の雑誌「Sight & Sound」が展示してあり、反対側の壁にはポップな雰囲気の小津作品の海外向けポスターが目に入ります。見慣れた小津作品のタイトルも、海外向けのデザインだと違う映画のように感じました。
ぜひこの機会に、小津映画の変遷を辿り、新たな魅力を知る展覧会へお出かけください。
予約制の講演や上映会、また会期中毎週金曜日には申し込み不要(要展示観覧料)のスライドトーク(職員の方による展示説明)なども開催されます。詳しい情報はHPでお確かめください。
▼神奈川近代文学館HP 特別展「生誕120年 没後60年 小津安二郎展」
https://www.kanabun.or.jp/exhibition/17721/
▼松竹シネマクラシックス 神奈川近代文学館 特別展「生誕120年 没後60年 小津安二郎展」
https://www.cinemaclassics.jp/news/3178/
■開催情報■
特別展「生誕120年 没後60年 小津安二郎展」
会場:神奈川近代文学館第2・3展示室
会期:2023年4月1日(土)~5月28日(日)
休館日:月曜日(5月1日は開館)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
リターン
3,000円+システム利用料
活動報告+サンクスメール+HPにお名前掲載
■サンクスメール
■松竹大谷図書館HPへのお名前掲載(ご希望の方のみ)
■報告書(2023年4月末に送信予定)
- 申込数
- 63
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
5,000円+システム利用料

松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー『鏡獅子』完成台本表紙デザイン
3,000円のリターンコース内容に加え、
■松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー
当プロジェクト限定!
当館所蔵『鏡獅子』完成台本(昭和25年編集版)表紙デザイン
- 申込数
- 95
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
3,000円+システム利用料
活動報告+サンクスメール+HPにお名前掲載
■サンクスメール
■松竹大谷図書館HPへのお名前掲載(ご希望の方のみ)
■報告書(2023年4月末に送信予定)
- 申込数
- 63
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月
5,000円+システム利用料

松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー『鏡獅子』完成台本表紙デザイン
3,000円のリターンコース内容に加え、
■松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー
当プロジェクト限定!
当館所蔵『鏡獅子』完成台本(昭和25年編集版)表紙デザイン
- 申込数
- 95
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年4月

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