【緊急支援第2弾】マルミミゾウの楽園を密猟者の手から護りたい!!
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寄付総額

3,575,000

目標金額 8,700,000円

寄付者
135人
募集終了日
2024年1月31日

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2024年01月16日 20:23

【ジャングルに暮らす】アレルギーでも食わず嫌いでもないけど…森の民には食べられないものがたくさん

みなさま、ページをご覧いただきありがとうございます! UAPACAAパートナーズでアシスタントをしております小山です。

 

クラウドファンディング終了まであと2週間!狩猟採集民バカの日常をどんどんお伝えしていきたいと思います。今回は、森の動植物を食べて生活しているバカの食物禁忌についてご紹介します!とーってもおいしいお肉が目の前にあっても食べられないルールがあるのです…

 

バカの子どもたちと野ネズミを食べられないお父さん ©️Yumi Koyama

 

 

○食物禁忌ってなに…?

 信条や宗教、また文化的な理由によって特定の食べ物や食べ方を禁止することです。身近な例では、ベジタリアンの方が動物性食品を避けたり、ムスリムの方がお祈りをして正しい手順で捌かれたお肉しか食べられない、といったことがあります。今日食卓に欠かせないお肉も、かつての日本では役畜である馬や牛などの肉食が法律で禁止されていました。

 

○迷信なんかじゃない!

 昔の人が受け継いできたタブーは理にかなっているのです!非科学的なんじゃない?と思われることもあるそうですが、感染症や消化不良を防いだり、免疫アップや滋養強壮効果があったり、食を通じて協調性を身につけたり…などなど色んな人と共同で健やかに暮らすために考え抜かれた知恵でもあるのです。

 

○バカの土着信仰

 一般にアニミズム信仰と言われています。森に棲むいくつかの精霊を信じ、人懐っこいものや悪戯なもの、怖くて近づけないものなど様々なキャラクターが存在します。そしてその精気は森の至る所に宿っていると考えています。ですから森でとれる動植物を摂取することは、悪いものも取り込んでしまう可能性があるのです。

 

○植物知識と薬

 もちろん、バカの食物禁忌は土着信仰だけでなく実用性も兼ね備えています。バカは植物のエキスパートです。ここでは詳しくお話しできませんが採集した653種類の林産物うち、602種類の名前を知っていると報告されています(服部2007)。このように、病気に効く植物や毒性のある食べ物を熟知しているので、健康面から日常的にタブーとしている食材も多いのです。

 

○女性のタブー

 常に食物禁忌を守らなければいけないとは限りません。ライフステージやその人の身体の状態によっても変わります。女性ならば月経、妊娠、出産など、そのときどきでタブーとなる食材が変わります。また家族(クラン)ごとに食べられないものがあって、生まれた子どもが母親の持っている食物禁忌を受け継ぐこと、いわばタブー遺伝も起こるのです!

 

○男性のタブー

 または、ある行為をしたときにも起こります。密猟が増加し狩猟規制が敷かれる前までは、バカの男性たちは伝統的にゾウ狩りを行っていました。そして、哺乳類の中で一番体の大きいゾウは、一度のに大量のタンパク質を提供してくれるご馳走でした。キャンプに持ち帰り全ての人と分け合います。しかーし!あんなに死にそうになりながら頑張ったのに獲物を仕留めた本人はそのお肉を食べられません!バカの社会では自分が仕留めたゾウを食べると、もう二度と獲物をとることができないと信じられているのです。

 

○バランスよくとる

 あれもこれもダメ。忘れてしまいそうになるくらいバカの生活は食物禁忌だらけ。なかには、健康や実生活に問題がなさそうなものもタブーとされています。しかしながら、そうすることによって特定の動植物を乱獲することを防いでいるのです。そしてゾウ狩りの例では貴重なお肉をとった人だけが賞賛されて権力が集中することのないように、食物禁忌は人間感関係のバランスも維持しているのです。

 

ここにも必要な分だけとって、必要な分だけみんなで分ける。バカのジャングルの暮らしぶりが垣間見えます。プロジェクトサイトの周りには、動植物をとりすぎないで森と共存する人々がいます。

 

みなさまからのご支援をよろしくお願いいたします!

 

参考論文

服部志帆(2007)「狩猟採集民バカの植物名と利用法に関する知識の個人差」『アフリカ研究』71:21-40

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