前回の活動報告では、『セミナー講師育成プログラム』を開講する背景についてお話ししました。今回は、そのプログラムへの参加が予定されている研修生のお一人、藤原こころさんをご紹介します。
変顔をキメるひょうきんさと、真剣にプレイを見つめる真面目さを併せ持つ藤原こころさん。
彼女は現在、体育大学の女子バスケットボール部でアシスタントコーチを務めています。指導する相手は、将来、体育教師になることを目指す学生たち。いわば「未来の指導者を指導する」という重要な役割を担っています。
そんな彼女ですが、かつては指導者として大きな壁にぶつかっていました。
高校教員として17年間バスケ部を指導する中で、練習量で押し切る自己流の指導に限界を感じていたのです。「もし指導が違っていたら、あの子たちはもっとバスケを好きでいられたかもしれない」。そうした後悔が、彼女を新たな学びに突き動かしました。
転機となったのが、「勝利」と「人としての成長」という2つの目標を掲げるダブル・ゴール・コーチングとの出会いです。
「これこそが、私が探し求めていた指導のあり方でした」
そう語る藤原さんは、アシスタントコーチとして現場に立つ一方、自身も同じ大学で研究を続ける学生でもあります。常に学び続けるその誠実な姿勢は、未来の指導者である選手たちにとっても、最高のロールモデルとなるでしょう。
今回、藤原さんが本プログラムへの参加を決めたのは、「指導者の指導者」という立場だからこそです。
「ここで得た学びを、私が指導する未来の先生たちへ。そして、その先の多くの子どもたちへ確実に届けたいんです」
自らの学びを次世代へと繋いでいく。その決意を胸に、藤原さんはより良いスポーツ環境の構築に貢献しようとしています。
ご支援のお願い
私たちのクラウドファンディングはまだまだ始まったばかりです。
ひとりでも多くの皆さんに私たちの活動を
1)知っていただく
2)参加していただく(ご質問やご批判でも結構です)
3)支援していただく
ために、繰り返し、お知り合いの方に周知いただけると嬉しいです。
活動報告を読んでくださっている方の中には、すでにSCIのオンライン・セミナーにご参加いただいている方も多いかと思います。今後も質の高いセミナーを継続して提供していくために、皆さんのご支援が必要です。クラウドファンディングの詳細は、専用ページにてご案内しておりますので、ぜひご覧いただき、応援のほどよろしくお願いいたします。
皆さまとともに、より良い学びの場を作り上げていけることを楽しみにしています!
https://readyfor.jp/projects/SCI2025summer
【今回の支援募集は2025/7/20(日)午後11:00までです。】
事務局より
藤原さんへの取材は、公式戦の会場で行いました。彼女が指導に当たっているバスケットボール部の試合っぷりも拝見したのですが、チームの雰囲気が明るいのが大変印象的でした。彼女たちが教壇に立って、スポーツの指導に当たる時に、ダブルゴールの考え方が子どもたちに伝えられていくのかなと思うと、ちょっとワクワクしました。ぜひ、藤原さんのダブルゴール・コーチを育てる挑戦に皆さんの支援をお願いします。
ではまた、次回のご報告で。
今後ともよろしくお願いします。
発信元:NPO法人スポーツコーチング・イニシアチブ(SCI)事務局
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