小浜島のことばを絵本の力で将来に繋げたい

支援総額

1,873,000

目標金額 1,200,000円

支援者
177人
募集終了日
2025年5月15日

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2025年03月23日 12:00

「ドフッ」と沈む小浜島からみた夕日

こんにちは!

 

「くもーむに絵本プロジェクト」のZackery Edwardsです。

 

私は、母方が沖縄3世・日系2世で、父方がヨーロッパ系アメリカ人というルーツを持ち、南カリフォルニアで育ちました。幼い頃から私の多文化的な背景に関心があり、大学では東アジア研究を専攻しました。その中で琉球の言語と文化に魅了され、名桜大学で半嶺先生の研究アシスタントとして「神さまとムッカラの鳥」のプロジェクトに参加させていただきました。

 

小浜島は、那覇のある沖縄本島とは400km以上も離れています。

 

名桜大学での生活は、多言語に囲まれた刺激的な環境でした。実は、初めて名桜大学に来た時には、ウチナーグチを中心に研究しようと考えていました。しかし、インターンシップ先での主な作業はクモームニ(小浜島のことば)の昔話の音声を聞き取り、ひらがなに書き起こすことでした。この経験を通じて、琉球諸語の奥深さを改めて実感しました。特に、花城先生の話している録音を初めて聞いたとき、クモームニの美しい響きが印象的でした。ウチナーグチとは発音や語彙が大きく異なり、琉球諸語の多様性を実体験として理解することができました。クモームニ以外、ウチナーグチ(沖縄語)メーラムニ(石垣島宮良ことば)で半嶺先生と会話し、大学内では日本語を使いながら、英語での面接の練習や英会話のサポートも行いました。日々異なる言語に触れながら研究を進めたことは、非常に貴重な経験でした。

 

 

小浜島から見える夕日。

 

小浜島での調査・フィールドワークで特に印象に残っているのは、研究チームメンバーと一緒に西表島に沈む夕日を眺めたことです。「神さまとムッカラの鳥」では、この瞬間をクモームニにで「ドフッ」という擬態語で表現しています。何カ月もこのお話を聞き続けてきていた私は、実際にその光景を目にしたとき、昔話の世界と現実がつながったような、不思議な感覚を覚えました。沖縄本島や小浜島での経験を通じて、自分のルーツとのつながりを深めながら、新しい文化や言語に触れ、多くの学びを得ることができました。今後も言語復興琉球文化の継承に関わる活動を続け、大学院でさらに研究を深めていきたいと考えています。

 

本プロジェクトを通して、琉球諸語の多様性にも触れてもらえたら嬉しいです。

ご支援、また〇円からの支援と言われる拡散もどうぞよろしくお願いいたします。

 

(Zackery Edwards)

 

リターン

1,000+システム利用料


感謝のメールとプロジェクトの新着情報

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お礼のメールをお送りいたします。
それぞれのメンバーから、プロジェクトの新着情報をメールでお届けします。

申込数
19
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月

3,000+システム利用料


感謝のメールと6羽の鳥のポストカード

感謝のメールと6羽の鳥のポストカード

感謝のメールをお送りいたします。絵本に出てくる鳥のポストカードから一枚、メンバーからのメッセージを込めてお送りいたします。

申込数
19
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発送完了予定月
2025年7月

1,000+システム利用料


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申込数
19
在庫数
制限なし
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2025年7月

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感謝のメールと6羽の鳥のポストカード

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申込数
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発送完了予定月
2025年7月
1 ~ 1/ 10


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