【残り5日】最終目標まで残り30%となりました。

岡寺のクラウドファンディングを応援いただきありがとうございます。

 

9月9日にスタートしてから約1ヶ月で第一目標に達する事ができ、その後ネクストチャレンジを行っておりますが、早いもので最終日まで残り5日となり最終目標まで残り30%というところまでやって参りました。たくさんの方にお心を寄せていただき心から感謝申し上げます。

 

本日は岡寺とお大師さまの縁をご紹介したいと思います。

まずは御本尊様。

奈良時代作。本尊　塑像　如意輪観音坐像。塑像（土で作られた像）としては日本最大であり、日本最古の巡礼道『西国三十三所観音霊場』の第七番札所の観音様として、また『日本最初やくよけ霊場』の観音様として信仰が厚く古来巡礼者と祈願者が絶えず手を合わせる仏様です。

この御本尊さまをお大師様がインド・中国・日本、仏教伝来の三国の土を持ってお造りになられたという寺伝が伝わっており、造立年代とのズレはありますが現在も伝えは伝えとして大切に引き継いでおります。

 

次に大師堂。

昭和の始めの建立。当然のことながら宗祖 弘法大師さまが御本尊の御堂です。

 

お堂の前にはお大師さま幼少期のお姿の『稚児大師像』と四国の地を巡り修行していた頃の『修行大師像』がおられます。お参りされた親御さん子供たちは身体健全などを祈願しながら稚児大師さまを撫でていき、修行大師像は足腰の健全、身体健全などを祈願しながらそのおみ足を皆様なでてお参りされています。

 

堂内のようすはこちら

正面には江戸期に造立された弘法大師像。その前には本年開眼させていただいた『稚児大師像』がいらっしゃいます。こちらの稚児大師像は現住職の祖父にあたる丸山貫長（1843-1927 ）和尚が明治40年にお造りになられた像を弘法大師御生誕1250年を記念に模刻した御像になります。

 

そして奥之院『瑠璃井』

 

奥之院　瑠璃井　弘法大師像

岡寺奥之院にはお大師様ゆかりの厄除けの霊験あらたかな水が湧く瑠璃井があり、江戸時代の『大和名所図会』には「奥院の霊水は弘法大師龍神を祈り給ひしかば忽清泉洋々として溢満せり。諸人これを呑ば厄疾をのがるとぞ」とあります。現在はお飲みいただくことはできませんが、お供えのお水に利用していただくなど自由に汲んでいただけるようになっております。

 

岡寺は観音様の信仰が非常に厚いお寺ではありますがお大師様の信仰もしっかりと残っている寺院になります。