【第4弾】筑波大デジタルネイチャー研究室|研究活動支援プロジェクト
【第4弾】筑波大デジタルネイチャー研究室|研究活動支援プロジェクト

寄付総額

6,565,000

目標金額 6,000,000円

寄付者
188人
募集終了日
2023年10月31日

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2023年10月29日 18:00

\ 残り2日!/ これまでの学生記事を振り返ります!

クラウドファンディングも残すところ2日となりました.

現在,支援者数116人,支援金額496万円となっており,目標達成率は82%とだんだん目標達成に近づいております.いつも応援ありがとうございます!

目標達成にはあと104万円が必要であり,まだまだ皆様のご支援が必要な状況が続いております.

皆様どうかご支援をよろしくお願いいたします.

全員で担当した25投稿分,これまでの学生記事を振り返ります!

今日まで現役生・OB/OGが国際学会での思い出を振り返ってくれました.

中でも,現役生が25個もの活動報告を書いてくれました,今回はその中からいくつかピックアップして再度紹介するとともに,改めて「なぜ国際学会が重要なのか」,そして「私たちがどのような思いでいるのか」知っていただけたらと思います.

 

鳥居万椰 博士後期課程2年

トップバッターを飾っていただいたのは鳥居さん,鳥居さんはフェムテック関係の研究を主軸に置きながら,最近では生成AIも積極的に使いこなしています.
サムネイルに使用されているこの画像は,学会で取った写真と生成AIを組み合わせたものです(よく見るとSIGGRAPHの反射の文字が・・?)

maya_torii.png

修士学生としてのスタートが2020年のコロナ禍という特異な時期だった私は、国際学会の現地開催への参加が難しくなる日々を経験しました。2年の時が経ち、博士1年生として、ようやくsiggraph2022に参加することができました。この体験は、私の研究者としての視野を格段に広げました。コミュニティーの中で研究の進行を実感する中、その多様性や、テクノロジーに対する様々な視点に触れる機会を得ました。研究者としての立ち位置や、コミュニティーと深く関わりながらの科学への取り組み方を言葉で教わってはいましたが、実際に見て、体感して初めて理解できて大きな一歩を踏み出したような気がします。 

 

山口果那 博士前期課程1年

 

「傘に当たる雨音」というとてもユニークで趣深いテーマに着目して研究をしている山口さんは,昨年韓国で発表してきたことを振り返っています.

 

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昨年、ICAという国際学会で発表するために韓国へ渡航しました。学会では様々な国から、音響に関する様々な研究者が参加しており、研究についての幅広いアドバイスや研究協力の申し出をいただくことができました。普段関わることがないような研究者の方々とディスカッションし、つながりができていくことは本当にいい経験でした。

 

小嶋凌勢 博士後期課程1年

空気砲を中心として様々な研究をしている小嶋さんは,参加した国際学会で多くの学びがあったことを振り返ってくれています.
特に小嶋さんが参加した学会は,学会にとって節目となる年だったこともあり,非常に豪華な展示があったことを写真とともに紹介してくれています.

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さらに展示会場では1998年(自分が生まれた年)のiMacや1990年代の触覚グローブであるCyberGloveなど教科書や論文で見たあれやこれやの歴史が生で展示されておりそれを見れたことに感動しました。

 

丹羽遼吾  博士前期課程2年

丹羽さんはマイクを使わずに音を記録する研究をしており,今年の夏にバンクーバーで開かれた学会に参加しました.丹羽さんは国際学会での経験を振り返り,ディスカッションや次の研究につながる機会になった一方で,渡航費の高騰が想像以上だったと振り返っています.

 

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実りの多い経験でしたが,それに引き換え出費は大変なことになりました.

ほとんど最安値で頑張ったのですが,それでも渡航費は約25万,宿泊費は1週間で約10万と,旅費の高騰は想像以上でした.

 

飯嶋稜 博士前期課程2年

飯嶋くんは,ろう・難聴者の方向けのインタラクションを研究しており,彼は国際学会の魅力を伝えてくれているとともに,自腹での国際学会経験についても紹介しています.

 

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自分が発表する側になると、さらに楽しいことが起きます。この前まで必死に読んでいた憧れの論文の著者が自分の話を聞いてくれたり、違う大学の研究仲間と議論したりすることができるのです。発表する人たちは、自分が必死に捻り出した研究成果を持ち寄っているわけですから、それを話したり聞いたりするのが嬉しくて仕方ないんです

 

泉和哉 博士前期課程2年 & 仲村和士 情報メディア創成学類3年

 

SIGGRAPH Asia 2022で韓国への渡航を経験したアイトラッキング研究者泉和哉さんとXR研究者仲村和士さんのふたりは,SIGGRAPH Asiaでの経験について語ってくれています.

 

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SIGGRAPH Asiaは学会によくあるプレゼンやポスターでの発表に加え、研究者や企業のデモンストレーションが充実しており、とても刺激の多い場所です。実際に論文の著者に会い、「なんでこの研究を始めたのか?」といった論文からは見えないところも知ることができたのも非常に良い体験でした。
泉和哉

初めての学会発表が国際学会で提出から渡航までもいろいろ大変でしたが、ポスター発表は基本的に1対1の発表で複数回発表することができるため発表中にも発表を向上させていくことができ、非常に良い訓練になりました。

仲村和士

 

頃安祐輔 博士前期課程2年

音響の研究をしている頃安祐輔さんは,今年の夏に共同研究先のイギリスに1ヶ月間留学をしており,イギリスから留学の学びを振り返ってくれました.

 

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今回の渡航では、バーミンガム大学での研究だけでなく、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン (UCL)、キングス・カレッジ・ロンドン (KCL)、ブリストル大学などの様々な大学の研究室にもお邪魔しました。(世界でも数少ない)音響浮揚の研究室に伺い、我々のデバイスでは実現できなかった現象や論文でしか見たことがなかったデモを見せてもらったり、細かいテクニックについて教えて頂いたりと、とても興奮しました。

 

筒井彩華 博士前期課程1年 & 香取賢佑 情報メディア創成学類4年

筒井さんと香取くんは,今年のSIGGRAPHというアメリカで開かれた学会で研究を発表してきました.

筒井さんはデモンストレーションを通した交流や会場の様子を振り返っており

香取くんはポスター発表・Student Research Competition(なんと優勝!)・企業の最新機器の展示について振り返ってくれました.

 

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学会は、たくさんの研究者と交流ができる場所なので、学会に参加して自分の研究を発表することは、新たな研究や進歩に繋がると考えます。私自身も旅費が高騰している中、ロサンゼルスに渡航しましたが、大変実りのあるデモンストレーションや発表ができ、参加できてよかったと心から思っています。

 

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Meta社の最新HMD。最先端の技術に触れられるというのはとても価値があったと思います。

 

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特に「1年生からコロナぶち当たり世代」である僕にとってSIGGRAPHに出席できたことは非常に重要で、これまでフィジカルイベントが無かった損失を取り戻す勢いの経験値が得られました。また、世界最先端の研究を体験したことや、フィジカルの場で同じ分野の研究者と英語で議論したことは、五感の情報量の多さも相まってとても刺激的でした。今思い返しても、あれは絶対に普段使わない脳の使い方だったはずで、国際学会でしか摂取できない栄養があります。

 

村上貴人 博士前期課程1年

デジタルファブリケーションの新しい応用方法の研究をしている村上貴人さんは,昨年度のSIGGRAPH参加について振り返ってくれました.

村上さんも香取さんと同様に,Student Research Competitionでの優勝を経験しており,研究活動を国際的に広めることの重要性について書いてくれました.

 

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国際学会はお金的にも体力的にも非常にキツイ修行なのですが、普段会うことのできない世界中の研究者とのディスカッションや質の高い研究をしている研究者と話すことができるとても貴重な機会です。

いつもお金がないのでギリギリ貧乏旅行です。僕は学会参加で貧乏旅行が大好きになりました!

 

小澤知夏 情報メディア創成学類3年

コンピュータがなかった時代の写真(印刷)技術を,コンピュータを使って再構成するというテーマの研究に取り組んでいる小澤さんは,今年度のSIGGRAPHに参加しました.

小澤さんの研究は,触れて体験することが重要であり,会場も大盛況だったことを振り返っています.

 

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今年の8月に参加したSIGGRAPH2023では,なんと5日間で100人以上の方が私の研究を実際に体験しに来てくださいました!中には,一度やってみて楽しかったからと毎日通ってくださる方も❤️ 英語で研究の話をしつつ,雑談も交えつつ,議論をしつつのデモンストレーション.本当にたくさんのことを学び,成長して帰ってきました!!

 

年長メンバーの思い

年長メンバーたちは,これまで数多くの国際学会を経験し,その重要性を身に染みて感じています.

 

そして自ら研究費を獲得する立場にもなりつつある年長メンバーたちは,自分達の渡航費のため,というよりは「後輩たちの経験のため」「金銭を理由に渡航を諦めて欲しくない」という思いを強く持っています.

 

設楽明寿 博士後期課程3年

当事者としてろう・難聴者(聴覚障害者)向けのアクセシビリティに関する研究をしている設楽明寿さん.設楽さんはこれまで多くのイベントや学会で精力的に発表しており,特に対面でのイベント参加の重要性を肌で感じている一人です.

 

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弊研究室は研究だけではなくアウトリーチ活動として様々なイベント等にも積極的に参加しているのもあって,研究をいかに伝わるか伝えるかを常に考えながら手を動かせることもできました.

しかしながらも,近年の物価高騰等の影響により,渡航費用がかなりかさんでしまっています.どうか修士課程学生,学部生の皆さんが渡航費用等で心を折れてしまわないように応援していただけますでしょうか?

 

皆川達也 情報学学位プログラム博士前期課程2年

古参メンバーの一人である皆川さん.
これまで数多くの国際学会に参加し,多様な経験をしており,総務省異能Vationに2年連続採択され,IPA未踏スーパークリエータに認定されるなど,研究室の外でもデジタルファブリケーションの技術を用いたものづくりを通じて活躍しています.

 

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最後になりますが、クラウドファンディングによって、ご支援をいただけることには感謝するばかりですが、正直な話、国際学会に参加などに関わる費用を支援を頂いて、数週間・数ヶ月の間に、記載されてる内容以上のものを支援者様に還元できるわけではないと思っています。しかし、支援頂いたことで学生たちが得ることができる経験により、これからの日本を担う研究者・ソフトウェアエンジニア・ハードウェアエンジニアといった人材が生まれることは間違いありません。

 

鈴木一平 博士後期課程3年

カメラやディスプレイ,映像と人についての研究をしている鈴木一平さん.

研究室の1期生として,ラボの立ち上げ時から落合先生とともに多くの国際学会に参加し,精力的に成果を発表し,研究室を支えてきた一人です.

 

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この3年あまりを経て,現地で集まることの重要性については,学会に限らず多くの場面でみなさまも実感されたのではないでしょうか。そして自分自身,学会に参加することで自分の人生に大きな影響を与えたと思っています。これからもより多くの学生が,現地での学会発表をこれからも積極的に末永く行っていくべく,ぜひご支援いただけますと幸いです!なにとぞ,よろしくお願いいたします!

 

山本健太 博士後期課程3年

写真・映像に関する研究から,アクセシビリティ至るまで幅広いHCI分野を研究をしている山本健太さん.

これまで10個もの国際学会に参加してきた山本さんは国際学会の重要性を誰よりも理解しているだけでなく,人一倍「後輩のため」という強い思いを持って,このクラウドファンディングに臨んでいます.

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最初に参加したSIGGRAPHでは先輩達がたくさんいて,いろんなことを教えてもらったり体験させてもらう立場でした.そうした立場から,いよいよ後輩達の研究を手伝い,一緒に学会へ行って彼らの糧となる時期に突入していたのです.

SIGGRAPH 2023では,共著のポスター発表で後輩がSRC 1位を獲得したり,共著のデモ発表で100人以上に写真を届けたり,と自分にとってだけでなく,後輩達にとっても大きな経験になったのではないかと思います.そしてその価値は現地で参加したからこそのものだったと確信しています.

僕は学部の頃からお世話になってきましたが,今度は後輩達にバトンを渡していく時期だと感じています.

優秀な彼らの成長・活躍が巡り巡って,きっと皆様の元にも届く形になるかと思います.

ぜひ,これからもご支援いただけると幸いです.

 

ご支援とラストスパートを駆け抜けるためのご協力のお願い

9月半ばから開始して,とうとうクラウドファンディング終了まで残り2日となりました.

公開直後から継続的にご支援の輪が増え続けてはいるものの,本当に最近まで「このままで目標達成できるのか?」と不安になる部分もありました.残り1週間を切ってから,今までとは比にならないくらいのご支援を頂戴し,またWEEKLYOCHIAIなどのメディアへ取り上げていただいたり,卒業生の先輩方が改めて告知してくださるなど,支援者様以外にも裏でたくさんの人の支えがあってクラウドファンディングを行うことができています.

現在は,116人の方から496万円を超えるご寄付をいただいております.本当にありがとうございます.

目標達成まで「18%」,支援金額は目標まで「104万円」と達成にむけて段々と近づいてまいりました.

残り2日間,みなさんと共に目標達成まで駆け抜けられるよう,このクラウドファンディングにご支援いただいたり,周りの方に共有していただいたりしていただけると幸いです.

 

 

X(旧Twitter)にてスペース配信を行います!

所属する学生がどのような思いでクラウドファンディングに臨んでいるのか,国際学会に行くことはどれほど重要なのか,について落合先生とお話ししています.

 

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10/23(月)のスペースはこちら

10/28 (土) のスペースはこちら

 

最終日の10/31(火)17:00 ~ にもX(旧Twitter)においてスペース配信予定です.

 

10/31 (火) の配信予定リンクはこちら

 

ぜひこちらもチェックしていただけると幸いです.

 

\ メディア掲載情報 /

NewsPicks WEEKLY OCHIAI シーズン5「落合研のデジネな学生生活」

こちらの番組にて,デジタルネイチャー研究室に所属する学生の研究紹介などを特集していただきました!

NewsPicks本編(75分):https://newspicks.com/live-movie/2819

YouTubeダイジェスト版:

 

研究室概要

名称 : デジタルネイチャー研究室

代表者 : 准教授 落合 陽一

所在地 : 茨城県つくば市春日1-2

研究内容 : 波動工学、デジタルファブリケーション、人工知能技術を用いた空間研究開発

URL:https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/

SNS Twitter / Facebook ラボの最新情報を配信中!

ギフト

5,000+システム利用料


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サンクスメール

●サンクスメール
●寄附金受領証明書
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
65
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

10,000+システム利用料


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オンラインワークショップ(1種類)

落合陽一によるワークショップです。音(MusicGen等) or 映像(Stable Diffusion等) or 文章(ChatGPT等) から1種類お選びいただけます。
ーーーーーーーーーーー
●オンラインワークショップ(1種類)

●サンクスメール
●寄附金受領証明書
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●学会発表の報告書(PDF)

※オンラインワークショップ:ライブ配信で実施し、アーカイブ配信も行います。2024年1月中旬〜2024年6月末までの間で1回の実施を予定しております。詳細は2023年12月末までにご連絡いたします。

申込数
65
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年6月

5,000+システム利用料


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●サンクスメール
●寄附金受領証明書
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)

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65
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2024年2月

10,000+システム利用料


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オンラインワークショップ(1種類)

落合陽一によるワークショップです。音(MusicGen等) or 映像(Stable Diffusion等) or 文章(ChatGPT等) から1種類お選びいただけます。
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●学会発表の報告書(PDF)

※オンラインワークショップ:ライブ配信で実施し、アーカイブ配信も行います。2024年1月中旬〜2024年6月末までの間で1回の実施を予定しております。詳細は2023年12月末までにご連絡いたします。

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